The Reality
応募しても、順番が回ってこない
入谷式足底板のセミナーを受けたくて、応募し続けている方がいます。2026年8月時点の公式サイトを見ると、状況はこうです。
基礎セミナー(1〜2日)
中級セミナー(2日)
上級セミナー(2日)
1年間コース(計20回)
| セミナー | 受講料 | 状況 |
|---|---|---|
| 基礎セミナー(1〜2日) | 25,000円 | 応募制・当選者に連絡 |
| 中級セミナー(2日) | 35,000円 | キャンセル待ち |
| 上級セミナー(2日) | 35,000円 | 中級修了者のみ |
| 1年間コース(計20回) | 410,000円 | 募集は毎年2〜3月のみ |
応募しても当選しなければ、次の機会まで待つことになります。1年以上受講できていない、という方は珍しくありません。
これは運営が不親切なのではなく、それだけ受けたい人が多いということです。故・入谷誠先生が遺した技術が、それだけ求められているということでもあります。
My Route
僕も、同じルートを通りました

僕は入谷式足底板セミナーの基礎・中級を受講しました。上級は受けていません。
だから、このページで入谷式足底板の技法そのものを解説することはしません。それは公式が段階を踏んで教えているもので、中級までしか受けていない僕が語る筋合いのものではないからです。
書けるのは、受けたくても受けられない期間に何を考えたかだけです。
The Real Problem
待っている間も、
患者さんは待ってくれない
順番を待っている間にも、外来には足部の痛みを訴える患者さんが来ます。
「インソールを作れたら、この人の役に立てるのに」と思いながら、何もできない期間が半年、1年と続く。
これが一番きつい部分だと思います。
What You Can Do
待っている間にできること
まず、公式に応募し続ける
上級まで行くなら、これが本筋です。
入谷式足底板を「入谷式足底板として」作製できるのは、公式の段階を踏んだ方だけです。ここを飛ばす方法はありませんし、飛ばすべきでもありません。
- 最新情報は公式サイトとSNSに出ます
- キャンセルが出た場合の情報も流れます
- 1年間コースの募集は毎年2〜3月です
書籍で予習する
『入谷式足底板 〜基礎編〜』(運動と医学の出版社)が出ています。入谷誠先生の単独書籍です。
考え方の土台を掴むには有効です。ただし、実際に作ろうとすると次の壁があります。
削りの感覚は文章では伝わらない
グラインダーの当て方は手で覚えます
道具の初期投資が必要
グラインダーは推奨機種だと高価です
評価が合っているか確認できない
正解を判断してくれる人がいません
別の形で、インソールを学ぶ
入谷式以外にも、足部評価とインソール作製を学ぶ場はあります。
大事なのは、「入谷式の代わり」を探すことではないという点です。入谷式は入谷式でしか学べません。ただ、「足部を評価してインソールで介入する」という営み自体は、他の入口からも学べます。
そして、そこで身についた評価の目は、いずれ公式セミナーに当選したときに無駄になりません。
About My Course
僕がやっている講習について
名古屋で、マンツーマンのインソール講習をしています。
正直に書いておくと、受講される方の多くは、入谷式足底板を受講した経験がある方か、応募したけれど受けられていない方です。理由は単純で、僕自身が同じ場所にいたからだと思います。
ただし、繰り返します。これは入谷式足底板の講習ではありません。
- ・材料には市販のものを使っており、入谷式で使われるものと共通する部分があります
- ・考え方として重なる部分もあれば、僕が現場で組み直した違う部分もあります
- ・上級で扱われる内容は、僕は受けていないので教えられません
「入谷式足底板を作れるようになる講習」を探している方には、この講習は向きません。公式に応募し続けてください。
向いているのは、こういう方です。
- 待っている期間が長くなり、その間に足部評価とインソールの基礎を固めておきたい
- 一度に大人数で受けるより、自分のペースで見てもらいたい
- 技術だけでなく、自費メニューとしてどう成立させるかまで整理したい
Go Further
それでも、上級まで行ってください
これは本心です。
入谷式足底板は、故・入谷誠先生が体系化し、多くの臨床家が引き継いでいる技術です。到達したいなら、公式の段階を踏むのが唯一の道です。僕にできるのは、待っている間の時間を無駄にしない手伝いだけです。
足と歩きの研究所 公式セミナー情報
